日本のお金の起源
富本銭

富本銭(フホンセン)
和同開珎以前に存在した貨幣として、「富本銭」(ふほんせん)があります。
いくつかの貨幣が存在していますが、過去の学説ではまじない用の「厭勝銭」とされていました。
1991年奈良県明日香村で「富本銭」が数十点発見されたときに、奈良国立文化財研究所が、日本最古の貨幣である可能性があると発表されて以来、論争が続いています。
歴史的な価値で考えると、定説が変わったら「和同開珎」が下落して、「富本銭」が上昇するのでしょう。そういう意味でも興味のある論争ですが、和同開珎を所有する収集家などは戦々恐々でしょう。庶民には社会の教育内容がほんの少し変わるだけですね。