盗賊のお話


英国の海賊 フランシス・ドレーク

実在の人物で、海賊から海軍中将にまで昇りつめた稀有な人物と言えます。

1577年にプリマス港を出航して、大西洋からマゼラン海峡経由で太平洋に進出し、チリやペルー沿岸のスペイン植民地や付近を航行する船を襲い、財宝などを奪いました。

最大の成果はスペイン王の財宝
満載したカカフエゴ号のもので、実に金80ポンド、銀26トン、装飾品や金銭など合計20万ポンドを奪いました。この他の財宝も含めて、1580年にエリザベス女王に献上した財宝が30万ポンドあり、この額が当時の英国の国庫歳入より多かったと言いますから、いかに巨額であったかがわかります。

ペルー、チリ沿岸を荒しまわったあとに、ドレークの乗るゴールデン・ハインド号は太平洋を横断し、インド洋、希望峰を経て帰国し、途中にホーン岬と自身の名を冠したドレーク岬を発見したあと、マゼランに次いで世界一周も達成しています。

この時の功により英国海軍中将に任命されていますが、1588年にはイギリス艦の副司令官として、アルマダ海戦でスペイン艦隊を壊滅させています。やはり、卓抜した指揮や操船能力、作戦力を備えた人物だったのでしょう。



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